クワラルンプールの休日

コジロタ

2024年03月23日 11:04




空に伸びるビル群は、まるで成長する硬質な生き物のようだ。

ほとんどがマンションで、
結構シンガポールとかの外国人が購入しているらしい。
1500万もしますよ〜、普通に人は買えません〜って何度も強調する
ガイド氏。

マレーシアは、だいたい金持ちは中華系の人々。
60%以上も占めるマレー系の人達は、公の仕事が多いそう。
マレー系はもちろんモスリムで、あと中華系、インド系、あと諸々と、
チャンプルな人種、宗教が入り混ざって、活気ある若い国だ。





コロニアルの建築が、観光スポットとして点在する。






ツインタワー、
フラットな世界に生きている身としては、なんとも威圧感に圧倒される。
スカイブリッジ、二つにビルを繋ぐ橋を造るのが流行りらしい。






インド人街だったか。
建物の装飾、色使いが、熱射の国のエネルギーを伝える。












ホテル マゼスティック クワラルンプール、
コロニアルスタイルのランドマーク的な老舗ホテル。
この旧館の建物は、戦時下日本軍の司令部として使われていたそう。
アジアを訪ねると、いつも日本との歴史の絡みを常に再認識させられる。







ホテルの部屋から、向かいのビル。
ランダムに散る窓の灯りが、綺麗。






昼はこの光景。
窓から左側を臨む、右側を見ると、





豊かな濃い緑の光景だ。
都会の繁栄と、豊かな緑で、なんといいバランスだろうと思いきや、
整然と美しく広がる緑の森は、全てパームヤシのプランテーションだ。

郊外に出ても、そのプランテーションは永遠と続くかの様に圧倒する。
何十年も前から、
そのプランテーションの様々な弊害を耳にしていた事を思い出した。
多くのことが功罪併せ持つものだからと、気持ちをおさめつつ、
功の面を強調するガイド氏の案内を耳に、パームヤシの森を眺めながら、
パンコール ラウ へとバス旅は続く。







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