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2025年03月05日

憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド

憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド


ザ ロイヤル ピタマハ

深い渓谷に点在する老舗のヴィラ。
久しぶりのウブドステイも、これで終了しようと、
そういう思いでこのヴィラに滞在できるツアーを選んだ。

以前から知っていて、
いつか泊まってみたいとずっと思っていた。


憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド



憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド





憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド




家具の扉も、引き戸もチーク材か、とても重い。
クラッシックな作りは、不便さも否めない。
それでも、不合理で無駄な広さの空間が、とても心地いい。

ところが、
このヴィラでの二泊のステイは、籠って眠り続けることになる。

前泊のクタのホテルで、深夜にダウンしたのだ。



憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド



六種類もの薬。
深夜に点滴と注射、若いインドネシア人のドクターと看護師が
ずっと終わるまで見守ってくれた。
次の朝、ふらつきながらツアーとは離れて一人ウブドのヴィラへ向かう。

このホテルは、マンデラ恵子さんという日本人がコーディネーターとして
ご活躍なさっていて、滞在中は細やかなケアをして下さった。



憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド


弱った体にはこれが一番。
ドクターにアドバイスもあって、おかゆとバナナ。
何度このメニューを運んでくださっただろう、
こうして見直すと、辛かった思いより温かな思いが甦ってくる。

旅先での体調不良は、不安感が付きまとうものだけれど、
添乗員氏の細やかな配慮で、不安なく穏やかな時間を過ごす事ができた。



憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド



残念だったのは、この見事な晩餐会だ。
少人数のゲストのために催された特別のディナーで、
ガムランの生演奏、間近でバリ舞踊を堪能できる贅沢なひと時。

無理を押して参加したけれど、一皿も頂けず退席した。



憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド


一皿ずつ、料理が運ばれてくる。



憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド




憧れの宿でひたすら眠る バリ ウブド




それでも催し物の全貌を拝見出来たので、
華麗な余韻に十分に浸りながら、バリ最後の夜を過ごす事ができた。

体調を壊し、思うようにはいかなかったけれど、
それなりに過ごした時間は、豊かな思いに満たされた気がする。

温かなケアをしてくださった方々に、
感謝しながら無事沖縄へ帰る事ができた。













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Posted by コジロタ at 14:35│Comments(0)旅の栞
 
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